2日間のリマでの滞在を終え、私はワカチナを目指し出発した。
ワカチナへは途中のIca(イカ)という街を経由していかなければならない。
したがって、リマ→イカ→ワカチナと辿ることになる。ワカチナはホテルが若干高めなので、イカでホテルを予約してワカチナまでやってくる、という旅人も多い。
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MIRAFLORES地区にあるエアビから、Cruz del Surのバスターミナルまではウーバーで15分ほど。Cruz del Surであるが、ペルー国内の大都市の移動であればほぼカバーしているような大手バス会社だ。(ホームページ)
事前にオンラインで予約もでき、特に夜行便はわざわざチケットを買いにバスターミナルへ行く必要がなくとても楽だ。オンラインでの購入をおすすめしたい。
大体Icaまでは70ソル(3,000円弱)、4時間半の旅だ。

イカのバスターミナルへ到着すると何もしなくても客引きが押し寄せてくる。ここで選ぶ手段は2つ。トゥクトゥクかタクシーのどちらかである。風情を感じながら砂漠のオアシスに行きたかったらトゥクトゥクを選べば良いし、さっさと行きたければタクシー。私はタクシーを選択した。5ドルくらいで行けたと思う。

このバスターミナルで日本語で声をかけてきた人がいた。
「これをみてくれ」と言われ彼のスマホの写真をみるとひろゆきと東出昌大と一緒に写真を撮っていた。「世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた」でここにやってきた時に撮ったそうだ。

ワカチナは砂漠の中にいきなり現れるオアシスの街だ。5年以上前に何かのきっかけで行きたいと思い、Google mapにピンだけ刺していた。実際来てみるとやはりとても可愛いオアシスの街である。

この街ではゆっくりと時間が過ごせると思う。池を中心に10分もあれば1周できてしまえるような、小さな街である。街歩きをするのにも1時間もあれば十分。ホテルに篭るなり、池や砂漠ビューのカフェでまったりするのもまた素敵な時間の使い方だ。

15時を過ぎるとツアーの客引きが増えてくる。ぜひこのツアーには参加してほしいのだが、ランドクルーザーあるいはサンドバギーで砂漠を疾走し、サンドボードをやり、夕日を見て帰ってくる、という3時間くらいのツアーである。
大体どこも20~30ドルくらいでやっていて、おそらく値切ることも可能だ。


ペルー自体沿岸部は元々砂漠なのだが、幹線道路沿いの街からポツン離れたところにあるオアシス都市。すごく魅力的な場所だった。