イースター島からサンティアゴを経由してラタム航空でリマまでやってきた。
空港の到着ロビーで売店に寄った。買いたいものがあったのだ、インカコーラ。
インカコーラの味はそれでしかないが、エナジードリンクやオロナミンCの類のドリンクが好みであれば100%ハマってしまう味になると思う。私が日本で飲んで美味しいと思った海外製のドリンクはこのペルーのインカコーラと、ブラジルのガラナの2つのみである。

案の定、タクシーの客引きにあう。彼らをしばらく観察すると、やはりチリとは全く別の国に来たのだと実感する。まず、背が低い人が多い。メンズまたはおじさんの平均身長は160cmくらいなのではと思えるほどに低い。
また、スペイン系白人が多かったチリとは異なり、ケチュア語やアイマラ語といった高地言語を母語とし、女性であればカラフルな民族衣装を着飾っている方たちも出現するようになる。
彼らの多くは大都市リマへ出稼ぎに来ており、タクシー運転手も例外ではない。母語でないものの、完璧に話すスペイン語で私をリマの中心部へと連れて行ってくれた。
市内中心部(MIRAFLORES)へ行く手段としては主に3つ。タクシー、UBER、シャトルバスである。
私が利用したのがタクシーで交渉次第だが、10ドルほどで行ける。UBERは同じくらいか少し安いくらい。シャトルバスは4~6ドルほどで1時間に1本運行している。
ペルーではかなり広い範囲で米ドル決済が流通している。UBERの支払いもペソではなく、現金のドルにしてくれないか?と言われたこともあった。
こちらはおそらくMIRAFLORES一択である。その理由は以下の3点。
おそらくリマの代官山か中目黒のような場所で、Parque Kenedyを中心に警察による警備もしっかりされている印象を受けた。
空港からはシャトルバスで1本で来ることができる。また、リマ以外の都市を訪れるのであればおそらくバスターミナルに行くことになると思うが、バスターミナルへのアクセスも良い。
私が利用した東部方面へいくバスが集まるターミナルがこちら(Transportes Cruz del Sur)。UBERで4,5kmで行くことができる。
前述のParque Kenedy(ケネディパーク)を中心に、現地向けのレストランもあれば観光客をターゲットにした綺麗めのレストランまでカフェやレストランが無数に存在する。
ちなみに「ramen」と検索してみた結果が以下。たくさんある。

唯一行ってみたRamen Shimayaはあんまり、な味だった。

旧市街はCentro Historicoと呼ばれるエリア

Plaza de Armas(アルマス広場)を中心に、歴史的に中心とされているエリアだ。
見どころはコンパクトにまとまっているので、1〜2時間もあれば十分散歩ができてしまう。

サンフランシスコ教会↑
夕方になると旧市街周辺では屋台が多く出現する。屋台料理としてかなり有名なのがアンティクーチョ(anticucho)でそれが以下の写真である。
wikipediaによると「インカの血を受け継ぐ国々で広く人気のある料理となっている」との記載があるが、ペルーの大体の街ではこれが食べられる。ウシなどの内臓とコーンを焼いたもの、であり、下の写真で存在感を出しているのはハツである。

その他にもPollo a la brasaはペルー料理として有名。グリルチキンとポテトなのだが、これが非常においしく、専門のレストランも数多く存在する。
