バルセロナから6日間ほどのスイス東部への旅行を敢行した。この旅の拠点となるのは「ザンクト・ガレン」という東部要衝の街。ある程度の規模を持っており、ほぼ全ての列車が停車するような地域の拠点となる街だ。
スイスの他の街からのアクセスもよく、チューリヒからだと市内の中央駅やチューリヒ空港からも電車で1本、約1時間ほどで来ることができる。
「IC1」という電車はスイスを東西に横断する。1番西、フランスとの国境沿いのジュネーブ空港を起点としジュネーブ、ローザンヌ、ベルン、チューリヒなどの国内主要都市を経由して終点のザンクト・ガレンに到着する、とても便利な電車だ。

最も早いのは直通列車を使う方法。だいたい2時間に1本くらいの頻度でチューリヒ発ミュンヘン行きの国際列車が走っており、私はこれを利用してリンダウへ行った。料金は往復で22CF。

または途中のSt.Margrethenという国境の街で乗り換えても行くことができる。検索して出てくるのはだいたいこの2パターン。


電車はLindau Reutin駅に到着する。ここで乗り換えて旧市街のLindau Insel駅に行くこともできるが、歩いても25分くらいなのでそこまで遠くない。

湖ぞいは公園になっており子供やペット連れの家族で賑わっていた。

橋を渡れば、旧市街だ。

13世紀、神聖ローマ皇帝のルドルフ1世(Rudolf von Habsburg)によって、帝国自由都市の地位を認められた。中世よりボーデン湖を舞台とした物流の拠点として栄えた。(wikiより)
リンダウは島になっており、とてもコンパクト。街歩きだけなら2時間もあれば十分な広さだ。ホテルやレストランも多く、この島に何日か滞在するのも快適。観光地化されているためレストランは日曜日でもやっているところが多い。(雑貨屋さんや小さなカフェは日曜日を休みとしているところも見られた。)

15世紀に建てられた旧市庁舎。現在もきちんと維持管理がされている。

リンダウの街は地図を見ずにフラフラ歩いているだけで十分楽しい。カラフルなドイツ建築の建物と青空がとても美しい。




灯台がたつ港。観光客向けの遊覧船が発着しているためいつも賑わっている。

私が行ったのがこちら。
行ったタイミングではイタリアで料理修行を長くされていたおじいさんが一人で運営をされていた。メニューの数も多く、本格的なイタリアンを楽しむことができる。
Mediterraneo Mittelmeerspezialitäten

