サルデーニャへの観光を企画するとき、多くの人が空路を用いることになると思う。フランスやスペインやイタリア国内からフェリーで行くこともできるが、相当の時間がかかる。(ただ、いつかやってみたい)
サルデーニャにある空港は3つ。北部のオルビア、アルゲーロ、南部のカリアリだ。年間を通してヨーロッパ主要国からはこれら3つの都市へのフライトが存在する。冬でも温暖なサルデーニャは年間を通して地中海の人気観光地の1つである。
私が今回のサルデーニャ旅行に費やした時間は3泊4日。この日数でサルデーニャの主要都市を一通り巡るのはなかなか難しかったので、今回は北部を旅行することにした。フライト検索をしてみてたまたま安かったのが、オルビアin、アルゲーロoutという日程。したがって、これからはオルビアからアルゲーロに向かって移動するような旅の行程となっている。
オルビア空港から市内へのアクセスは非常に簡単。空港到着ロビーから外に出たところにバス停があり、そこから市内行きのバスが発着している。
10番のバスが40分おきに出ており、値段は確か1.8ユーロ。現金払いのみなので現金の準備が必要。


オルビア市内は非常のコンパクト。おそらく2~3時間もあれば主要なポイントは見て回ることができる。
確実に行くべきなのは聖シンプリチョ教会。駅から5分くらいのところにある。入るのに3ユーロ(現金)がかかるが、他の美術館などで受けられるディスカウントクーポンを受け取ることができる。




オルビアですべきことはそんなにないのかもしれない。
ヨーロッパの観光客も多いが大抵は近隣の小さな街に行ったり、ビーチ目的でオルビアを離れたりするようである。(オルビアの街にはビーチというビーチがない)
どうしても美味しいパスタを食べたく、こちらのSA CARRERA EZZAという地元のレストランに。
旧市街にはレストランがたくさんあるが、目抜通りのCorso Umberto 1 通りにあるレストランはもっぱら観光客向け。値段も高く、Googleマップのレビューはイタリア語以外の言語で書かれているものが大多数だ。
目抜通りから1本道を入ると地元民が集まるようなレストランがたくさん存在するのでそちらをお勧めする。
私が選んだのはえびとトマトソースのリングイネ。今まで食べたことのあるトマトベースのパスタの中でTOP3には入るであろう美味しさだった。



