【ウクライナ】ウクライナの春#6 電車を使ってハルキウ(ハリコフ)へ #行き方 #2025

この記事はキーウから東に500kmほど、ウクライナの第二の都市、ハルキウに行ったときの記録です。

※ハルキウ州の状況は事前にきちんと確認をした上で訪問されることをおすすめします。特に夜間は常に警報が出っ放し、などと危険なため安全と思われるエリアでの滞在を強く推奨します。


ハルキウ行きまでの経緯

キーウ滞在は5日ほど。そのうちどこかのタイミングで他の街に繰り出してみたいと思っていた。候補になっていたのはハルキウとドニプロ、ザポリージャの3つの都市。どこも州庁所在地であり、それなりの規模の街だ。街歩きをするのであればある程度の規模がないとウクライナの街であれば数十分で街歩きが完了してしまう。

キーウからの電車を調べてみるとハルキウとドニプロは6~7時間、ザポリージャは7~9時間だった。どこもそれなりに世間的には危険とされる地域(あまり私は一地域に対して「危険」という言葉を使いたくない。そこに普通に暮らしている/暮らさざるを得ない人がおり、その人たちに大変失礼だからである)であり、ウクライナ人の友人にも心配の声をもらった。

私が考えていたのは以下のような超短期観光スケジュールである。

前日夜22:00〜翌朝6:00:キーウから該当の街へ移動
6:00〜14:00:街歩き/観光
15:00〜22:00:該当の街からキーウへ帰還

つまり、夜行列車を用い、観光をして帰ってくるというのを24時間で完了させるのだ。これを踏まえて電車の時間を探し、チケットの空き状況を確認すると自然とハルキウが行き先として決定した。

ハルキウへの電車旅

まず簡単に列車の予約方法を記しておく。チケットはもちろん駅で買うこともできるが、ウクライナ国鉄のアプリからの購入が最も簡単。アプリのダウンロードはこちら(app store)、もしくは「Urainian Railway」で検索。

駅名をアルファベットで入力し日付を選択すると該当する列車候補が一覧で表示される。所要時間やクラスごとの料金も一目で大変分かりやすい。

行き(キーウ〜ハルキウ):夜行列車

行きに私が乗ったのはキーウ駅23:06発の64番夜行列車。約7時間後の早朝6:00過ぎにハルキウに到着する電車だ。


予約の段階で私が選択できたのは「Berth」タイプの席。こちらは4人のボックスと2人ボックスが通路を挟んで向かい合って並んでいるような座席配置。おすすめなのは4人席の下段。

私が乗った電車はたまたまかどうかわからないが、設備がとても新しく新車の匂いがするような車両だった。7時間という短い時間ながらもとても快適に過ごすことができた。


64列車は時間通り6:18にハルキウに到着した。

帰り(ハルキウ〜キーウ):高速列車

一方帰りは5時間半ほどで両都市を結ぶ、新型車両の高速列車に乗ることになった。1st Classは2:2、2nd Classは2:3の座席配置になっており、Firstの方が座席間隔もゆとりがあって良い。


私が乗ったのが13:52発の723列車。


新型なだけあって車内はとても綺麗な状態。座席のクッション性も高く5時間半ほど座っていても全く疲れなかった。車内販売のサービスがあり軽食や飲み物を注文することができる。

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