キーウでぜひしたいのが美しい正教会建築を訪問すること。ここは市内で簡単に訪れることのできる教会をいくつかご紹介する。
1つ目はおそらくキーウといったらこれ、という修道院。 ウクライナ正教の首座主教座大聖堂、つまり中心地とされる場所である。内部の青いクーポラ(ドーム屋根)が大変美しく、私が今まで訪れたことのある教会でTOP3に入るであろう荘厳さだった。



修道院の前の広場では戦争の残骸である戦車や自動車が置かれていた。ロシアによるマリウポリ占領の展示があり、WW2のワルシャワと比較する形で展示がされていた。ロシアをナチスと同列に扱っていることによるものである。




黄金ドーム修道院からも歩いていくことのできる聖アンドリーイ教会。18世紀に建設され、バロック様式の外観がとても美しい。中に入るには50フリヴニャ必要(カード払い可)。



11世紀に建立されたキーウ最古の大聖堂。神学校や信者(学生)たちの家となっていた建物も敷地内にある。50フリブニャで入場でき、鐘楼や大聖堂内に入る場合は追加で料金がかかるシステムになっていた。


10世紀、キエフ大公国の国教をキリスト教をしたウラジミール1世に捧げられた大聖堂。内部はたくさんのフレスコ壁画が描かれている。(無料で入ることができる)




中心地からは少し離れるが、現地の人に特にお勧めされるのがこちらの修道院。最寄駅は世界で最も深い地下鉄駅として有名なArsenalna駅。
広めの庭園のようになっており敷地内には博物館もある。(入場に50フリヴニャ必要)



聖アンドリーイ教会からポジール(Поділ)と呼ばれるキーウの城下町エリアに向かう途中にある通り。聖アンドリーイ教会の方から向かうと急な坂を下っていく形になるがとても美しい建物が並び、レストランやお土産物やさんたくさんある。
キーウの中心地にして、革命の現場ともなった有名な広場。地下はショッピングモールになっており、近くにはカフェやレストランがたくさんあるので買い物にとても便利なエリア。

私が行ったタイミングではウクライナ戦争で亡くなった方々の遺影や、手向けられているたくさんの花、ウクライナ国旗が広場前を埋め尽くしていた。


中世キーウの街の入口として機能していた黄金の門。現在の内部は博物館のようなものになっており、登る子もできる。近くにはペルシャ猫の銅像もある。


黄金の門周辺のエリアは日本でいう代官山のようなエリア。コーヒー文化がとても発達しているウクライナの中でも特にこの辺りはカフェが多い。午後の時間にもなれば多くのお店が混雑し、現地の人で賑わっている。
